●No.018 『08 春夏パリコレ』   
おはようございます。

Our Earthメルマガ担当の石元です。

今回は今年開幕された08年春夏パリコレについてお話させて下さい。

今月(2007年10月)7日に開幕した
2008年春夏パリコレクションでは、色とりどりの花柄の服を提案
しています。
自然への思い、深刻化する環境問題へのメッセージを、美しい花柄に
込めていたみたいです。

コレクションの会場のあちこちで「アル・ゴア」「不都合な真実」と
いう言葉が飛び交っていたみたいです。アル・ゴア前米副大統領が、
地球温暖化について警告したドキュメンタリー映画「不都合な真実」
の事です。ちなみにアル・ゴア氏はノーベル平和賞を受賞しましたね。

花柄など、自然をモチーフにした服が数多く登場したことに、世界の
マスコミ関係者やバイヤーなどは、アル・ゴアのメッセージと関連づ
けたようで、それらの言葉が飛び交っていたみたいです。

花柄と言ってもブランドの個性があふれていたみたいで、イギリスの
庭園を思わせるようなものや、小花柄を上着やドレスに仕立てたり、
鮮やかな色でアマゾンのイメージの花柄など。

中には、イッセイ・ミヤケというデザイナーは、
「環境のために何かしよう」
というメッセージを書いた服を発表しました。

地球温暖化の影響により、従来の季節感が失われてきています。
それに伴って、人々の服の選び方や着方も変わってきました。

服を作り、売る側も、どんな商品をどのタイミングで出すか、判断が
難しくなってきているようです。

以上です。楽しんでいただけたでしょうか?

Our Earthメルマガ担当の石元でした。





拝.石元

2007.10.15.月






2007/10/15発刊